この漫画を描こうと思った
キッカケを描いていこうと思います
私は今描いてるアシスタント先の
某週刊少年雑誌で3年くらい
某月刊少年雑誌で4年くらいお世話に
なっていて、連載を目指してネームを
持ち込んでいました
定期的にネームを描いて持っていくものの、
ボツの日々
自分でも面白いか面白くないか
わからない作品を描いては
これは面白いはずだ…!
と自身で思い込ませながらネームを提出するも
ボツ…
担当さんも何が面白くないかわからないけど
面白くないからボツ…
何が面白くないか分からないけど
面白くないことはわかるという地獄(笑)
何を改善すればいいのか分からず本当にさ迷いました
(今もさ迷ってます)
「悪くないんだけど…この作品どこが売りなの?」
「どこが面白いところなの?」
「なんか普通なんだよな」
と何百回も聞かされ、
もうそんなの自分でも分からない…
担当さんが見つけてください…と
泣きながらネームを描いていたものです
ネームにダメ出しを出されることも
もちろん恐怖でしたが
もう一つ恐怖に思っていたこと
それは「戦力外通告」をされることでした
ひたすらネームを持ち込み、ボツの日々
担当さんもこの時間泥棒をなんとかしなきゃと
思っているのではないか…
せめてやる気だけはみせなきゃ…と
やる気だけはみせていた
私にとうとうその日が来てしまったのです…
「みよしさんはうちの雑誌に合わないと思います」
ひたすらしがみついていた夢への細い糸が切れた瞬間
もう私は何の気力も残っていませんでした
でも新人漫画家としては年齢的に難しいとされる
私を辛抱強く面倒みていただいて
本当に某月刊少年雑誌さんには感謝しかありません
本当にありがとうございました!