いよいよ当日です
駅の改札口まで迎えに
来てくれるということなので
緊張がマックスの状態で
待っていました
もういっそ来ないでくれ
‥‥
と謎の想いを胸に
待ち続けていたら
A先生のアシスタントの
ヤマダが来てくれました
京都弁でハキハキ
話してくれるいたって
普通の女の子
こんな普通の女の子が
週刊少年雑誌の
アシスタントしてるの??と
ちょっと驚いてしまいました
もっとモサくて暗い男子が
来るのかなと想像してたからです
我ながら本当に漫画家アシスタントに
酷いイメージ持ってましたね
ごめんなさい
ヤマダは言いました
「新しく入られる
みよしさんですよね」
?
(あれ?新しく入る?
私、臨時アシじゃ…?)
とスっと思ったんですけど、
私はこういう
不確かな事を
その場でちゃんと
確かめず、後で後悔するタイプです
それはだいぶ大人になった
今でも変わりません