アシスタントになる
きっかけの話になります
今のデジタル環境が当たり前の
漫画制作現場とは
まったく昔の
アナログの現場の話です
当時の状況としては
某週刊少年雑誌に持ち込み
↓
月例賞に応募(期待賞くらい)
↓
担当さんがつく
↓
ネーム持ち込み
という感じでした
友人とディズニーランドで
遊んでいた時、
携帯(ガラケー)を見ると
担当H氏からの着信が
いつもネームが出来たと
電話しても出てくれない
編集部に電話しても
今忙しいから出れない
と散々な扱いをされてきた
私にとって
この着信は本当にビックリ
夢の国から一気に地獄へ落とされた
かのような気持ちでした
何故なら私の性質上
まずネガティブな考えに
暴走してしまうからです
そして恐る恐る
電話にでてみると
担当H氏から私の人生を変える、思いがけない
言葉が飛び出してきたのです
「A先生のアシスタントに行かない?」